「マンガボックス」で連載中の「にぶんのいち夫婦」(夏川ゆきの・黒沢明世)第52話と53話(分冊版27巻)のネタバレと感想をご紹介します。
※文字のみのネタバレですが、内容を知りたくない人は注意してください!
まんが王国では「にぶんのいち夫婦」を先行配信されていて、いち早く最新話を読めます
\まんが王国は登録無料で試し読みできます/
「にぶんのいち夫婦」を読む
にぶんのいち夫婦52話のネタバレ
会社の外で高梨と出くわす和真。
高梨はハイテンションで和真の名を呼びながら追いつきます。
一週間たつのにまだ妻の文が帰らないのか、と聞かれ、和真は力なくそうだと返事をします。
高梨はいつもの明るく軽いノリで、文がだめでも次があるといったような、離婚前提みたいな話し方で慰めてきます。
ここでふと、樋口の言っていたことを思い出した和真は、高梨を追及します。
文を襲ったのは本当なのか、どうしてなのかと説明を求めても、軽くあしらわれるだけ。
それなら考えがある、さとみは吉仲専務の姪なのだ、と和真が言うと、固まる高梨。
どうやら高梨はその事実を知らなかった模様。
樋口が大げさに伝えただけで実際は襲ってはいない、と言うも、和真にツッコまれるとたじたじの高梨。
悪気はないとか本気じゃないとか、墓穴を堀りまくりながらもなんとか和真を説得します。
しかし、高梨からは自分よりもっと危険な人物がいるだろう、と釘を刺されます。
和真はすぐに樋口を思い浮かべ、落ち込んだ姿を見せます。
和田の二の舞にはなって欲しくないからと励ましたかと思うと、和真がいなくなると自分の仕事が増えるだろうと軽口を叩く高梨。
高梨のマイペースさに呆れる和真に、文とうまくやりなよと安っぽく励ます高梨なのでした。
一緒に会社まで歩きながら、和田の話題つながりで、高梨は和田と一緒に食事した話をし始めます。
先日会ったら、和田は既に再就職し、店長見習いとして現場に出ていると言っていた、と。
もっと上を目指して働いて、きちんと養育費を払うつもりだと話す和田の姿に、宇宙人に乗っ取られている別人なのではないかと疑うほど驚いたと話す高梨。
和田の様子を聞いて和真は少し安心し、また、和田の言う通りだ、と言いました。
夫婦と言えども別々の人間なのだから、思っていることは言葉で伝えないと伝わらないのだ、と。
会社に着いた二人はエレベーターに乗り込みます。和真は、高梨にも今そこにある幸せを大切にするようにと言います。
夕暮れ時、仕事帰りの和真が会社を出てきました。
夕飯は外食にしようかそれともコンビニにしようかと考えながら通りを歩き始めると、駅の手前でふと立ち止まる和真。
そこには樋口が待ち構えていました。
にぶんのいち夫婦53話のネタバレ
和真を待ち伏せしていた様子の樋口は、なんでここにいるのか問われると、一緒に夕飯を食べに行かないか、と言い出しました。
面食らっている和真とは対照的に、高級焼肉店を指定してくる樋口。
先日文のことでお世話になったことを思い出すと、文句を言いながらも肉を焼いてあげてしまう和真がいました。
ひたすら頼んでひたすら食べる樋口を目の前に、ひたすら焼いてあげる和真は、心の中では文句たらたらです。
和真が肉を全然食べていないと指摘する樋口に、樋口の分を焼くので手一杯と答えますが、悪びれる様子はこれっぽっちもありません。
すごい速さで食べ尽くしていく樋口は、自分は若いから、と言います。
そして好きなものにはガツガツ行く方だから、と告げます。
樋口が食べ終えると、和真が質問し始めます。いつ来るかわからない自分を長時間駅で待っていたのか、と。
すると樋口は自分のスマホを取り出して、GPSのアプリを見せます。
さやかとの密会場所を知るために、和真のカバンに高梨が仕込んだものだと説明すると、ようやく理解した和真は通勤カバンからGPSとおぼしき小さな黒い物体を取り出し、その場で真っ二つに破壊します。
樋口は文と話し合ったのか、と尋ねますが、和真は別居している、と伝えます。
文が家を出たことを知っているのに知らないふりをする樋口。
それなら自分が文を口説いてもいいか、と自身たっぷりのドヤ顔で尋ねると、いいわけない、と和真がテーブルを叩いて大きな声を出しました。
店内の他の客や店員から白い目で見られ、我に返る和真。常に冷静沈着に振る舞って来た和真が、急にものすごい反応を見せ、樋口は必死すぎると笑い飛ばします。
樋口は、文を口説きたくなったら遠慮しないで行動する、と宣言します。
今度は樋口が肉を焼き始めました。
もし自分が文を振り向かせることができた時は、和真は捨てないでくれと文にすがることができるのかと聞きます。
もちろん、和真はそんなことはできない、と。
しかし、樋口は本当の気持ちをさらすことが出来ない関係性なら、一緒にいる意味なんてない、と言います。
情けない姿や、かっこ悪い姿を見せることができない和真に、それで嫌われると思っているとしたら、文に失礼だと樋口は言い、焼けた肉を渡します。
文句を言いつつ口にしたその肉は、和真にとって、とてつもなく美味しいものでした。
思わずうまいと口からこぼすと、樋口は親近感たっぷりに同意します。
高い肉ばかりを樋口が頼んだため結構な金額になっていましたが、お世話になったからいい、とお会計は和真が払い店をあとにします。
和真が帰ろうとしたとき、樋口は好きなものにはガツガツいくと宣戦布告したからな、と忠告します。
にっこり笑ってそう告げる樋口を黙って見送ると、挑発しているのか、それともお節介なのか、わからないやつだと思いながら和真も帰路につきます。
にぶんのいち夫婦の52話・53話(27巻)をお得に読む方法
配信サービス名 | 特徴 |
まんが王国 |
|
U-NEXT |
|
ebookjapan |
|
まんが王国では、「にぶんのいち夫婦」を先行配信されているので、いち早く最新話を読むことが出来ます。
会員登録は無料で試し読みもできるので、自分が読みたい話を簡単に見つけられますよ♪
まんが王国でお得に漫画を読む方法について詳しく知りたい人はこちら↓
無料漫画・電子コミックが3,000冊以上の国内最大級の電子書籍サイト「まんが王国」 無料で読める漫画だけでなく、毎日最大50%のポイント還元や先行配信されている作品をどこよりも早く読むことができるなどまんが王国ならではの特徴があります[…]
にぶんのいち夫婦52話・53話の感想
今回は、文が全く出てきませんでした…。
こうやって高梨や樋口とのやりとりを見ていると、和真は本当に「すかしている」のだな、と思います。
それも全く意識なく。
思ったことをすぐ口にするのは短絡的かとは思うけど、和真の場合は心の中では色々考えていても、なかなか本心を口に出して伝えるということをしない。
それは文相手だけでなく、誰が相手でもそのようですね。
夫婦であれば、本心をさらけ出せないと、とか、かっこ悪いところを見せても嫌われるなんて思わない、と言う樋口は核心を突いていると思います。
樋口は若いのに、本当に世渡りが上手で、こんな若者いたら怖いな、とさえ思ってしまうけど、樋口がいい人であればあるほど文と結ばれて欲しいと思ってしまいます。
また、ろくでなしと思っていた和真も実際はとっても一途でいい人。
こんないい人達に想われて、文は今後どのような選択をしていくのか気になります!
まとめ
「にぶんのいち夫婦」52話・53話(27巻)のネタバレと感想をご紹介しました♪
文字だけじゃ伝えられなかったところもたくさんあるので、気になった人はぜひ漫画を読んでみてください☆