「マンガボックス」で連載中の「にぶんのいち夫婦」(夏川ゆきの・黒沢明世)第50話と51話(分冊版26巻)のネタバレと感想をご紹介します。
※文字のみのネタバレですが、内容を知りたくない人は注意してください!
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にぶんのいち夫婦50話のネタバレ
母親のアパートで文はシャワーを浴びていました。
シャワーから上がると帰宅した母から、仕事に行かないのかと聞かれ、休みと答えるました。
夕方から出かけると母に伝え、メイクしようと鏡を見ます。
さえない顔色にうんざりしながらファンデーションを濃くしようかとぼんやり考える文でした。
暗くなる頃、優香の自宅を訪ねました。
立派な一戸建てです。
お腹がふっくらしてきた優香を労る会話の中で、妊娠したことで優香はだいぶ明るくなったし、強くもなったと感じる文。
リビングダイニングに通されると、そこには走り回る子供達がいました。
文は最後に到着したようで、いつものメンバーが夕食会の準備をしてくれていました。
リビングでDVDを観ている子供達。
その子供達を見ながらダイニングで夕食を共にする5人。
文はさやか達の話を振られました。
樋口の知人から被害届が出されたから、さやかも健も留置所に拘留されたままだと文は答えます。
保釈金を払えば在宅起訴になるかも知れないけど、複雑な家庭で育った二人は、どちらもお金を工面することは難しそうです。
もし起訴されれば有罪になるだろうけど、執行猶予はつくかも知れない、と香住が言います。
優香は悲しそうに、前科が付くかもしれない、と言いますが、一同それだけのことをしたのだから、と思いながらうつむいてしまいます。
子連れで参加した二人は先に帰ることにし、後片付けは文と香住が担当しました。
二人キッチンに並んで片付けをしていると、ふと香住が謝ってきました。
健のことなら香住が謝ることじゃないと言う文に、前の飲み会の時の話を持ち出す香住。
前の飲み会で、健と和真が仲が良かったかを聞かれた文は、その時はなんのことかわからず、それは聞いたことがないと答えたのでした。
今思えばあの時から香住は何かを知っていたのだと思う文。
健が浮気相手のところから戻って来た際に、腕時計などの高級品を持っていたことから異変に気付いたと言う香住。
スマホを探ると、さやかと和真の写真などもあったけど、怖くて健には何も聞けなかった、と言いました。
健とさやかが何かを企んでいるかも知れなくても、それを指摘したら、二人との関係が終わってしまうと思うと、自分は何も行動できなかった、と。
文から電話で二人のしたことを聞くまでは知らないふりをしようと思っていたこと、それは自分も共犯だと思うと涙を流し謝る香住でした。
文は香住が辛かったのは分かっているからいいんだ、と伝え、健とはどうなったのかと聞きます。
香住は健とは別れたし、さやかとも絶縁する、と言いました。
自分には文もみんなもいる、それに気になっている男性もいる、と言われ、一気に明るくなる文。
いい人代表みたいな同僚で、告白されて迷っていると香住が言うと、付き合ったらいいと優香が急廊下から口を挟みました。
これまでダメンズとばかり付き合ってきたのだから、今度こそ堅実な人と付き合うべき!と説得する優香。
二人がそんなに言うなら考える、と言ってまんざらでもない様子の香住に、早くも今度紹介してねと大喜びの優香なのでした。
香住からは、それで文はどうするのか、と聞かれます。
和真の元には戻らないのか聞かれ、返答に困る文。
二人から和真は文が大切すぎて隠し事をしたに過ぎない、とか文が大好きなのだと聞かされても、文は自分の中の答えがわからないままでいました。
好きな気持ちは変わらないし、前みたいに楽しく暮らしたいと思いながらも、割り切れない何かが心にブレーキをかけてしまいます。
そのブレーキの外し方がわからない文なのでした。
にぶんのいち夫婦51話のネタバレ
会社で一人スマホとにらめっこしている和真。
香住から来ているラインにどう対応すべきか、悩んでいました。
その時、来客だと告げられます。
アポも入ってないし誰だろうかと向かうと、応接室にはいつもの上下ジャージ姿の菜摘が、仁王立ちしていました。
右手は娘と手をつなぎ、左手には長ネギを持っています。
その姿に圧倒される和真。香住からの連絡を無視しているだろうと言われ、和真は仕事が忙しくて…とたじたじです。
けじめをつけるためにも、香住の話を聞いてあげてと言うと、菜摘は和真に長ネギを突き付けて、日曜ファミレスでと約束を取りつけます。
すぐに話がついて、電車賃千円近くかけて来た甲斐があったと言いながら、菜摘は去って行きました。
勢いで約束してしまったと後ろ姿を見送る和真に、高梨が影から話しかけてきました。見つかったら巻き込まれると思って隠れていたようです。
日曜、約束したファミレスに和真はいました。
目の前には健とさやかのことについて、頭を下げて謝る香住がいました。
香住が謝る必要はないと言う和真に、写真や高級時計などを見つけて不審な点があったのに、二人に指摘できなかったと香住が話すと、和真はそれだけ二人のことが大切だったからでしょうと言います。
前は香住もそう思っていたけれど、健にとっての自分はお財布で、さやかにとっての自分は都合よく一緒にいてくれる人、ただそれだけの関係性だった、と今は気付いた様子で、別に自分じゃなくても良かったのだ、と語ります。
和真はさやかが言っていたセリフを思い出していました。
和真のことも、文も香住も好きじゃない、と言ったさやかのそのセリフは、和真には癇癪を起こして正反対のことを言っているのもので、本心ではないと思っていたのです。
そもそも文達の付き合いは10年以上前から続くもので、離れたいならこれまでも何度も機会はあったはず、とも考えていました。
香住は、さやかの生い立ちを話し始めます。
香住には姉がいて、母親は姉を溺愛し、さやかは親に愛されずに育ったと言います。
姉はなんでも買ってもらえるのに自分はお下がりの生活で、だから姉から盗んでやる、とよく言っていた、と。それでも姉はさやかにとても優しかったのです。
優等生でみんなに愛される文は、その姉によく似ています。
さやかは、心の底では姉が好きだったと思うけど行動は裏腹で…と香住は言います。
ある時姉の交際相手を好きになり、強引に関係を持って、それがバレてケンカした直後に姉は交通事故で亡くなってしまった、と。
姉に謝る機会がなくなってしまったのか、と和真が一言言いました。
さやかは結局何も手に入れることはできなかったというその話を聞いて、和真は先日のことを思い出していました。
どうして自分だけ幸せになれないのか、どうしてみんなが持っているものが手に入らないのか、と泣き叫んでいたさやか。
話を聞いて和真は、納得がいったようでした。
そして香住は、和真はその姉の彼氏に似ているようだ、と言いました。
二人が一緒にいると、姉への嫉妬心が蘇ってきたのだと思うと言うと香住はうつむいていた顔を上げ、だからと言ってさやかのしたことは許されない、と強い眼差しで和真を見ました。
香住の隣で静かに話を聞いていた菜摘が、だからと言って、和真も悪い、と切り出しました。
脅されたからと言ってさやかの言いなりになるのは情けない、と。
和真は反省した様子を見せ、文は元気か、と二人に聞くのでした。
浮気をしていなかったとしても、文を守るためだったとしても、嘘をついていたことに文は傷ついている、その傷は簡単には癒えないから、今はそっとしておいた方がいいと菜摘は言いました。
文が落ち着いたら文の出した結論を受け入れるしかないだろうとうつむいていた和真に、菜摘は落ち着いたら本音でとことん話し合え、と言うのでした。
驚いて顔を上げ菜摘を直視する和真。
どんな結果になろうとも、嘘で固められた夫婦よりかはずっとマシだろうと言われます・・・
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にぶんのいち夫婦50話・51話の感想
やっと、色んなことが片付いてきました。
話の点と点が結びついた感じがしました。
どんどん話は解決に向かって行くのに、なぜか文と和真の関係性だけが全く解決に向かっていませんね。
文がこだわる部分はわからなくもないけれど、それは香住や菜摘の言ったことにヒントがあると思いました。
和真が文と本音で話し合うこと…これまで大切な相手だからと気を遣ってきた部分が、今足かせになっている感じがします。
本音を伝えないことは、大切にすることとは違うということを、和真は一連の出来事を通して知ったのだと思います。
「いい人」にありがちとも言えますが、いい人同士の夫婦なので、お互いこれまで気付かずに来たのでしょうね。
続きがとても気になります!
まとめ
「にぶんのいち夫婦」50話・51話(26巻)のネタバレと感想をご紹介しました♪
文字だけじゃ伝えられなかったところもたくさんあるので、気になった人はぜひ漫画を読んでみてください☆