プチコミックで連載中の「不眠不休で夢とか恋とか」(宮園いづみ先生)の2話のネタバレと感想をご紹介します。
※文字のみのネタバレですが、内容を知りたくない人は注意してください!
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不眠不休で夢とか恋とか ネタバレ 2話
前話「不眠不休で夢とか恋とか」1話のネタバレはこちらから ≫
いつも「何かが足りない」と評され、言われ続けてきた桜羽はフラワーショップにやっと正規社員として採用され、初日に配達に行った芸能事務所で人気舞台俳優、樹に再会します。
初めて会った時の柔らかい物腰の樹と違い、今日の樹は「俺のためにお前は歌うんだ」と桜羽を半ば脅すのでした。
なぜこんな芸能人が自分を、と訳がわからず混乱する桜羽。
そこへ桜羽に向かって倒れ込む樹。
桜羽は音を立てて倒れた樹の下敷きになってしまいます。
樹が倒れた音を聞きつけた樹のマネージャーの夏目が何事か、と部屋に入ってきました。
樹の下で、「この人急に倒れました、119番にかけて」と叫ぶ桜羽に樹は「そんなキイキイ声出すんじゃない」と冷静に見下ろします。
ついにキレて樹を払い除ける桜羽。
「もしかしてこの方は」と言いかける夏目に、樹は「そう、桜羽だ」と呼び捨てで桜羽を呼ぶのでした。
いきなり名前まで呼び捨てにされた桜羽はあなた失礼じゃないですか、とさらに怒ります。
夏目は樹の無礼を桜羽に謝りながら、ずっと不眠症に悩まされていた樹が桜羽の歌を聴いたあとはぐっすり眠れたのであなたを探していたのです、と事情を説明しました。
乱暴にしてすまなかった、と素直に謝る樹はお詫びに自分の舞台をこれから見にこない?と誘いますが、桜羽は即座に仕事中ですから結構ですと却下…。
しかし問答無用で桜羽は観客席5列目ど真ん中の関係者席へと通されてしまうのでした。
なぜか全て綺麗に手配されて、桜羽は初日にも関わらず仕事は直帰扱いにされていることを知ります。
樹の舞台はミュージカル。
初めて会った時から顔色が良くなく、体調不良が見て取れた樹を舞台にちゃんと立てるのかどうか桜羽は少し心配します。
けれど体調の悪さなど微塵も感じさせないプロとして舞台に立ち続ける樹から桜羽は目を離すことができませんでした。
舞台上の樹と目があって、桜羽は樹がまるで自分のために歌っているような錯覚に陥ります。
公演後、一人観客席に残って舞台を見つめ続ける桜羽に樹がどうだった、と声をかけます。
素晴らしかった、と素直に答える桜羽。
なぜ桜羽は歌を辞めたんだと尋ねる樹に、伸び悩んだ時期に歌を諦めてしまった、もう自分に歌を歌う資格はない、チケットありがとう、と言って桜羽はその場を去ろうとします。
歌を諦めてしまった自分にもう歌う資格なんてない、なのに舞台で歌う樹が羨ましくて仕方がない、でももう歌への想いを呼び起こしてほしくないと、走り去ろうとする桜羽の肩を樹が掴みーーー!?
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不眠不休で夢とか恋とか 2話の感想
宮園いづみさんの描く男性はこれまで仕事ができて自分に自信がある、オレ様タイプの人が多かったですが、この2話で樹のオレ様具合がよく出てきたようです。
桜羽は伸び悩んで歌を諦めてしまった、と言っていますが、もっと何か深い事情がありそうですね。
歌への溢れんばかりの思いに蓋をして閉じ込めて生きているから「何か足りない」という評価をされ続けてきたのではないでしょうか。
そして樹も人気舞台俳優としての地位を確立しながらも不眠に悩まされるなど心に闇を抱えていそうです。
訳があって歌を諦めてしまった桜羽をまた歌の世界に引き摺り込もうとする樹。
二人の関係は今後どうなっていくのか楽しみです♪
まとめ
「不眠不休で夢とか恋とか」2話のネタバレと感想をご紹介しました。
文字だけじゃ伝えられなかったところもたくさんあるので、気になった人はぜひ漫画を読んでみてください☆